日産自動車オフィシャルHPより。
■日産自動車、グローバル危機に対応する新たな改善策を発表
−−環境悪化に耐え抜く組織に変更−−
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス・ゴーン)は2/9、グローバル経済・金融危機を受けた新たな業績改善策を発表した。経営課題に対応し、将来の方向性を見据えた組織変更も併せて行う。
●業績改善策
2008年度、日産は世界同時不況を受けて既に複数の対策を実施したものの、一段の状況悪化でキャッシュ・マネジメント戦略、経営体制、投資計画のさらなる見直しの必要性が生じている。具体的な対策は次の通り。
・業務改善に注力するため、2008年から2012年までの経営計画である日産GT2012を一時中断する。ただし、品質とゼロ・エミッション車に関わるコミットメントは継続する。
・労務費は減収に応じて削減する。高コスト諸国における労務費を、現在の8750億円から20%減の7000億円に圧縮する。
・2008年度の取締役に対する賞与の支払いは行わない。2009年3月以降明らかな状況の改善があるまで、取締役及び執行役員の報酬を10%、日産と国内関係会社の全管理職の基本年俸を5%引き下げる。
・従業員を対象としたワークシェアリングの導入を協議し、年度末までに公表する。
・グローバル人員数を2009年度中に20000人削減し、23万5000人から21万5000人とする。
・コアビジネスに集中し、企業スポーツ活動(硬式野球部、卓球部、陸上部)は休部する。
・在庫管理を強化する。2009年3月のメーカー在庫及びディーラー在庫は2008年3月の63万台から20%減の48万台になる見通し。
・勤務シフトの調整、休業日の設定、稼働時間の短縮等で、生産調整を行う。これらの取り組みで、2008年度通期のグローバル生産台数を当初計画から20%減に相当する78万7000台減産する。
・2008年度の設備投資を前年度から21%節減する。2009年度には更に14%圧縮し、2008年度の3840億円から2009年度には3300億円以下に抑える。
・モロッコとインドで予定していたルノーとの共同生産プロジェクトを見直す。インドのチェンナイでは工場立ち上げスケジュールを調整する。モロッコ タンジール近郊の工業プロジェクトへの参画は一時中断する。
・一部の新車プロジェクトの中止を含め、商品投入計画を見直す。2009年から2012年の間には、新規のAプラットフォームを採用したエントリー・カーのラインアップと電気自動車を含め、平均で毎年10車種の新型車を発売する。
・買掛金と売掛金を中心に運転資本の改善を図る。2009年度には1300億円のキャッシュフローを生み出す。
・ルノー・日産アライアンスの更なるシナジー効果創出を目指し、商品・技術への投資、サポート機能、購買コスト削減を中心に詳細を検討する。2009年度にはルノーと日産はそれぞれ最低900億円(7億5,000万ユーロ)のフリーキャッシュフロー確保に貢献する。
●経営体制の変更
・事業体制のスリム化に加え、地域軸と機能軸のマネジメント強化を目的に、2月9日付で役員体制を変更する。
・最高執行責任者の志賀俊之は、新たに3つに構成される地域全体と、渉外、生産、研究・開発、購買、商品企画、デザイン、販売・マーケティングを統括する。同氏は引き続き社長のカルロス・ゴーンの直轄となる。
・常務執行役員のコリン ドッジは新たにチーフ・リカバリー・オフィサーに就任し、社長のゴーンの直轄となる。同氏は実行する全社的な改善活動を指揮することに加え、経営企画とグローバル・コントロールを担当する。また、同氏は新設のアフリカ・中東・インド・欧州をまたぐ地域を統括する。
・副社長の西川廣人はこれまでの購買に加え、関係会社管理を担当し、新設の日本・中国・アジア太平洋市場をまたぐ地域を統括する。
副社長のカルロス タバレスは新設の北米・中南米をまたぐ地域を統括する。
・執行役員のアンディ パーマーは常務執行役員に昇格し、商品企画、インフィニティ事業部、小型商用車(LCV)事業部、新設の電気自動車事業部を統括する。同氏は新たにエグゼクティブ・コミッティのメンバーに加わる。
以上の他に、エグゼクティブ・コミッティのメンバーは次の通り。
アラン・ダサス最高財務責任者(社長のゴーン直轄)
遠藤淳一常務執行役員 グローバル販売・マーケティング担当
今津英敏副社長 生産・SCM担当
山下光彦副社長 研究・開発、TCSX(トータル・カスタマー・サティスファクション)担当
・社長のカルロス・ゴーンは「我々は今回の組織変更によって、このグローバル危機を乗り越えるだけでなく、事態の収拾に備えて、急速な力強い成長を果たす態勢を整える。組織は変化し続ける経営ニーズに柔軟に応えなくてはならないが、日産には将来を担うに十分な人財、多様性、そして経験があると信じている。」と述べた。
日産自動車九州のホームグランドであるスターグランドは、こないだグランドを改装したばかりで、立派な施設が揃っているだけに、このまま潰すのはもったいないけど、今の日本国内の企業スポーツの置かれている立場を考えると何ともならないんでしょうな。
ゴーン氏が存続決めて10年です。
その間、JABAは企業チームの存続意義を見出す努力は全くしませんでした。
華やかさは無くなっても、今年の都市対抗は不景気に合わせて社員と地域で都市対抗野球が目的の方の動員とバイトの応援団の自粛くらいやっても良いのではないかと・・・・。
輸出依存度が高い製造業チームが企業スポーツの中心である限り、この状況が改善されることはないと思うよ。
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この記事へのコメント
はじめまして。
私は、「元」社会人野球ファン、
現在はラグビーファンの鷹と申します。
〉華やかさは無くなっても、今年の都市対抗は不景気に合わせて社員と地域で都市対抗野球が目的の方の動員とバイトの応援団の自粛くらいやっても良いのではないかと・・・・。
このご意見、全く同感です。
私が都市対抗(90年代後半はほぼ毎日観戦!)を観に行かなくなった理由が
「一般ファン不在の改悪」と
「つまらなくなった応援」です。
企業関係者ばかりを優遇し、家族連れ狙いのサービスに終始する主催者の姿勢。
(年々、肩身が狭くなっていった悔しさといったら…)
自前のチアリーダーを組織できなくなってもなお、末期の病人に無理やり延命治療を施しているかのごとく、見せかけだけは華やかさを維持し続けている応援風景…。
それでも、「企業頼み」からの脱却は、難しいんでしょうね…。
私は、「元」社会人野球ファン、
現在はラグビーファンの鷹と申します。
〉華やかさは無くなっても、今年の都市対抗は不景気に合わせて社員と地域で都市対抗野球が目的の方の動員とバイトの応援団の自粛くらいやっても良いのではないかと・・・・。
このご意見、全く同感です。
私が都市対抗(90年代後半はほぼ毎日観戦!)を観に行かなくなった理由が
「一般ファン不在の改悪」と
「つまらなくなった応援」です。
企業関係者ばかりを優遇し、家族連れ狙いのサービスに終始する主催者の姿勢。
(年々、肩身が狭くなっていった悔しさといったら…)
自前のチアリーダーを組織できなくなってもなお、末期の病人に無理やり延命治療を施しているかのごとく、見せかけだけは華やかさを維持し続けている応援風景…。
それでも、「企業頼み」からの脱却は、難しいんでしょうね…。
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