S賀新聞より。
■検察、弁護側とも量刑不当主張 武雄入院患者射殺控訴審
武雄市の病院で入院患者の宮元洋さん=武雄市山内町、当時34歳=を対立する暴力団関係者と間違えて射殺したとして殺人罪などに問われ、一審の佐賀地裁で懲役24年(求刑無期懲役)の判決を受けた指定暴力団道仁会系組員今田文雄被告(62歳)の控訴審初公判が11/27、福岡高裁(川口宰護裁判長)であり、検察側と弁護側の双方が量刑不当を主張した。公判は即日結審し、判決は2009年2/3に言い渡される。
検察側は控訴趣意書で、一審判決が「道仁会の援助で(今田被告と)遺族との間で示談が成立」と認定した点について、「示談は使用者責任を負う同会との間で成立したもので事実誤認。過大に評価すれば、罪を犯した者の面倒を組織が見るという暴力団社会の論理に司法がお墨付きを与えることになる」とし、「求刑通り無期懲役しか選択肢はない」と主張した。
今田被告は被告人質問で、「遺族には申し訳ないことをした」と謝罪したが、調書と供述内容が食い違っているなどとして一審判決に不満を示し、「真実を裁いておらず受け入れられない」と述べた。弁護人も控訴趣意書で「被害者を対立する暴力団関係者と誤認した」と認定したことに関し、「検察官の主張を軽々に容認しており不当」と指摘した。
一審判決によると、今田被告は暴力団の抗争で殺された道仁会会長の報復を計画し、2007年11/8、武雄市の病院に入院していた宮元さんを暴力団関係者と誤って拳銃で殺害した。
■凶悪事件防ぐ極刑を 入院患者射殺事件で遺族陳述
「暴力団根絶は社会全体の願い。凶悪事件を未然に防ぐ意味でも、亡き主人と残された家族の代表としても、極刑を望みます」−。佐賀地裁判決から5カ月半。一審に続いて意見陳述に立った被害者の妻・宮元篤紀さん(36歳)は、涙で声を詰まらせながらも強い口調で裁判官に迫った。閉廷後は初めて報道陣のカメラと正面から向き合い顔を出した。「普通の生活ができなくなる不安がありましたが、この方が感情を伝えられるのなら頑張れることは何でもやりたい」と切実な思いを吐露した。
被告人質問の後であった篤紀さんの意見陳述。裁判長から「座ったらどうですか」と促されたが、「今田被告が座っていたいすに座りたくありません」と断った。
10/18に宮元さんの一周忌を終えてから1カ月以上かけて書いた意見陳述。夫が殺害されてからの1年間を「地獄の中にいる苦しみ」と表現した。「親子連れを見るたびに子どもたちの表情を気にし、寂しい思いや惨めな思いをしていないかばかり考えた」と泣きながら訴えた。
道仁会との示談については弁護士に一任していたことを明かし「お金を返せば刑が重くなるのなら、返してしまおうとも考えた」。今もそのままにしているといい、「そんなお金より夫が生きていた方がどれだけ幸せだったか分からない」と声を震わせた。
一審判決後、「宮元さんは暴力団関係者で誤射でない」という内容の今田被告の手記が雑誌に掲載されたことには「夫と家族にいわれのない屈辱を与える被告に憎しみが増している」と語気を強めた。
閉廷後の記者会見では、暴力団の抗争がいまだに終結せず、三養基郡みやき町に道仁会の本部関連施設の移転の動きがあることについて、篤紀さんは「いつ市民が巻き込まれるか分からない状況。市民を傷付ければ重い刑を科されるのだということを高裁判決で示してほしい」と訴えた。
道仁会が移転した本部施設はアサヒコーポレーション(アサヒ靴)の保養所が売却された後、転売を繰り返してあそこが購入したものだそうですね。
奥さんもお子さんもたまんないでしょう。人の命はお金で何とかなるもんじゃないです。
それも、抗争中の暴力団が思い込みだけで殺した犠牲者ですから、何の落ち度も無い殺害ですよ。
こんな形で殺した人間は、1人の殺人であっても終身刑くらいの厳罰は必要だと思います。
しかも、道仁会は未だに分裂した暴力団との抗争を止めておりません。
福岡、佐賀、長崎、熊本で事件を繰り返した挙句、地域住民に危害を与えていますからね・・・・。
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