アマチュア野球(社会人野球[都市対抗野球etc]、大学野球、ドラフト候補etc)、ラジオ(つボイノリオさん、田代奈々さん)、きらきらアフロ(松嶋尚美さん)、ラグビーなどを中心に語ります。
サンプルとして両リーグで最も本塁打を打った埼玉西武ライオンズのチーム別成績を分析してみたら、色々興味深い情報が出てきました。

埼玉西武ライオンズ
144試合76勝64敗4分(勝率)543 [総得点]715[総失点]626[得失点差]+89[本塁打数]198[打率]270[防御率]3.86
■対戦成績
北海道日本ハム :24試14勝9敗1分 (総得点)109(総失点) 89(本塁打)34(打率)244(防御率)3.15
オリックス   :24試14勝10敗0分 (総得点)120(総失点) 95(本塁打)36(打率)280(防御率)3.67
千葉ロッテ   :24試13勝11敗0分 (総得点)124(総失点)132(本塁打)28(打率)285(防御率)5.33
東北楽天    :24試14勝10敗0分 (総得点)135(総失点)109(本塁打)32(打率)293(防御率)3.93
福岡ソフトバンク:24試11勝10敗3分 (総得点)129(総失点)106(本塁打)34(打率)266(防御率)3.23

サンプルとして出した一番の理由は、今年のライオンズは特定のチームに多く勝って貯金せずに、満遍なく全チームに勝ち越したからです。
ファイターズから貯金5、最下位のホークスから貯金1は意外でしたけど、ファイターズとマリーンズとでは同じチームとは思えない結果になっております。マリーンズ戦では投手陣の防御率が際立って悪いにも関わらず、打った本塁打数が5球団の中で最少なのに対し、ファイターズには際立って打率が低く、逆に防御率は最も良いです。また、マリーンズ戦は得失点差で唯一のマイナスです。
気になる本塁打数は最も打ったバファローズ戦で1.5(本/試合)、最も打てなかったマリーンズ戦で1.17(本/試合)ですので、チーム別での差異はさほどなさそうです。
だから気になるのがホームとアウェイでの本塁打数の差ですが、中島裕之中村剛也を調べてみました。

中村剛也
■球団別
北海道日本ハム  (打率)262 7本
千葉ロッテ    (打率)220 6本
オリックス    (打率)256 11本
福岡ソフトバンク (打率)223 4本
東北楽天     (打率)295 11本
巨人       (打率)167 0本
東京ヤクルト   (打率)200 0本
横浜       (打率)143 2本
中日       (打率)333 2本
阪神       (打率)286 2本
広島東洋     (打率)083 1本
■球場別
西武ドーム    (打率)290 24本 
千葉マリン    (打率)156 1本
京セラドーム   (打率)286 4本
スカイマーク   (打率)263 2本
ヤフードーム   (打率)200 3本 
札幌ドーム    (打率)214 2本 
Kスタ宮城    (打率)250 4本 
中島裕之
■球団別
北海道日本ハム  (打率)288 3本
千葉ロッテ    (打率)382 1本
オリックス    (打率)353 5本
福岡ソフトバンク (打率)321 5本
東北楽天     (打率)293 3本
巨人       (打率)571 4本
東京ヤクルト   (打率)231 0本
横浜       (打率)533 0本
中日       (打率)125 0本
阪神       (打率)375 0本
広島東洋     (打率)267 0本
■球場別
西武ドーム    (打率)324 11本
千葉マリン    (打率)378 1本
京セラドーム   (打率)320 0本
スカイマーク   (打率)550 2本
ヤフードーム   (打率)300 2本
札幌ドーム    (打率)250 2本
Kスタ宮城    (打率)324 2本

こうやって見ると、中村と中島は全くタイプが違うのが良く分かりますね。・
中島は最もパリーグの中で打率の良いマリーンズ戦では本塁打は1本しか打ってません。
それも千葉マリンスタジアムですから、西武ドームでは1本もマリーンズ戦で打っていません。
2割台だったファイターズとゴールデンイーグルス戦でも本塁打は3本ずつ打っており、4試合で4本塁打打ったジャイアンツとの交流戦除けば彼はチームによる本塁打数の差異はなさそうです。
それ以上に最も打ってないファイターズとゴールデンイーグルスですら290前後の打率を残しているのは興味深いです。
多分、彼もNPBよりもMLB思考だと思われますので、MLBからも良い条件で誘われるのではないでしょうか?。

中村は逆に球場による打率、本塁打とも球場による差がはっきりと出ております。
西武ドーム、京セラドーム、スカイマークスタジアムでは打っておりますが、千葉マリンスタジアムと福岡ヤフードームでは全然打っておりません。
今年のライオンズは中村のように低打率で本塁打が多かった選手が多く、パリーグ規定打席に到達した選手の中で打撃成績ワースト3はいずれもライオンズの選手でした[中村剛也(打率)244(本)46、細川亨(打率)238(本)16、ブラゼル(打率)234(本)27]。
逆に3割以上打った選手も中島裕之、栗山巧、G.G.佐藤とおり、中島に関しては北京オリンピックで20試合近く欠場しながら昨年より本塁打数は約倍に増え、打率も同じ3割台でも3分上がってますから恩恵は有ると思いますが、今年の成績はボールだけが原因で上がったとは言えない気がします。
ただ、中村は昨年が1ケタで打率もそんなに変わってませんから、かなりの影響はあったと思ってます。

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コメント
この記事へのコメント
RES
色々、時間が出来たら調べようと思います。
ボール以外にもバットや球場の広さも大きいと思われますが、ホークスが8月まで勝ち越していたのに9月に投手陣が崩壊して大きく負け越したのも、実は道具の影響じゃないのかなと思っています。
2008/11/12(水) 21:01 | URL | 管理人M #mQop/nM.[ 編集]
単純計算で
中村と中島の本塁打数の差から言えば、
打点に20の差がついて、当然でした。
2008/11/12(水) 00:37 | URL | 六の宮の姫君 #-[ 編集]
ありがとうございます
ご丁寧な解説、本当にありがとうございました。
つまり、西武球団は昨年と今年で使用球が違い、
中村は明らかにその恩恵を被っている、というわけですね?

私も、中村より中島の方がバランスのとれた好選手だと思います。
(守備の下手さは五十歩百歩ですが)
ただし中村を評するのに、HRと打率だけを取り上げ、
打点を記さないのはいかがなものかと。
打順の影響もあるでしょうが、中島は打点81に対し、中村は101です。
これは日本シリーズ解説者の大野豊が、
「中村はHR王のタイトルは取ったけれど、打点は低いでしょ」と失言し、
アナウンサーに「101打点と一応3桁挙げていますが」
とたしなめられたので、印象に残っています。
この打点も「飛ぶボール」のおかげかもしれませんが、
ただの「HRか三振かで穴の多い打者」ではないから、
日本シリーズ第7戦での巨人バッテリー敬遠策も、
あながち愚策とは言えないと思います。
2008/11/11(火) 20:01 | URL | 六の宮の姫君 #-[ 編集]
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