アマチュア野球(社会人野球[都市対抗野球etc]、大学野球、ドラフト候補etc)、ラジオ(つボイノリオさん、田代奈々さん)、きらきらアフロ(松嶋尚美さん)、ラグビーなどを中心に語ります。
Sポニチより。

ラグビー三洋電機ワイルドナイツ 創部48年目で初日本一
ラグビー日本選手権大会最終日は3/16、東京・秩父宮ラグビー場で決勝を行い、三洋電機が悲願の初優勝を果たした。トップリーグプレーオフ・マイクロソフト杯決勝と同じ顔合わせとなった今季最後の大一番は、三洋電機が前半6分の先制トライから一度もリードを許すことなく、40−18でサントリーに雪辱。創部48年目で初優勝を果たした。全国社会人大会を含め、過去10度の決勝は1分け9敗。
「SANYO」の負の歴史についに終止符を打った。
泣いているのか笑っているのか分からない。クシャクシャの顔の宮本監督が3度、宙に舞った。過去10度の決勝のうち選手として3度、監督として2度の屈辱を味わった指揮官は、歴史をかみしめながら言った。「この試合に勝ちたいという思いが、ウチの方が強かっただけ」。感傷はいらない。今の充実感だけを言葉に込めた。
「いろいろな歴史があるんで、残り20分で19点リードしててもハラハラだった」。しかし、試合は圧倒した。ラックで相手ボールを奪い、FWがラインを裂き、バックスが走った。マイクロソフト杯決勝はサントリーのスローペースに苦しんだが、この日はテンポの速い三洋ペース。「自分たちのラグビーを捨てるなら、散った方がいい」とCTB榎本主将。宿敵を粉砕したのは、敗戦を恐れない潔さだった。
かつては「チームに悲壮感があった」と指揮官は言う。新日鐵釜石(現・釜石シーウェイブス)、神戸製鋼(現・神戸製鋼コベルコスティーラーズ)…。黄金期の王者を追いつめては、はね返された。4年前、海外営業部のエリートから監督に呼び戻された元主将は、変化を感じたという。大学で頂点に立った選手たちが持ち込んだ、悲壮感とは無縁の才能とメンタリティー。あとは成熟を待てば良かった。
朝7時45分の始業前に練習する社員選手のために、クラブハウスには7時に行く。「何をしたわけじゃない」というが、自らが営業最前線で学んだ、人を評価し、率いるノウハウを、指揮官がチームに与えた。頂点に立ったのは偶然ではない。「僕が若かったら、このチームでプレーしたかった」。これから監督として何度も味わうはずの歓喜が少しだけ悔しかったのが、歴史が変わった証拠でもあった。

三洋電機ラグビー部 1960年(昭和35年)、群馬県大泉町の三洋電機東京製作所で創部。当初のチーム名は「東京三洋」だった。1968年に1部昇格した関東社会人リーグでは優勝12回、1988年開始の東日本社会人リーグでは優勝6回も、全国社会人大会では準優勝8回。愛称は野武士をイメージした「ワイルドナイツ」。

ラグビー:三洋・宮地元監督「ホンマ長かったなあ」
誰よりも、この時を待っていた。「ホンマ、長かったなあ」。三洋電機を強豪に育て上げた宮地克実元監督(67歳=元日本代表監督)は、スタンドで関西弁のダミ声を震わせた。強力FWのチームはなぜか優勝できず、常に2位だった。1990年度の全国社会人大会決勝はロスタイムに神鋼にトライを奪われて逆転負け。1995年度決勝も土壇場でサントリーに追いつかれ、トライ数でラグビー日本選手権大会に出場できなかった。この日も終了5分前、勝利を確信した宮本監督に握手を求められたが「最後まで何が起きるか分からないから」と拒否した。
1996年に監督を退き、造園業を営む。三洋グラウンドの整備も手がけ、練習には毎日顔を出していた。「選手にはありがとうって言いたい。今年のチームは一体感があった」。最後は選手から求められてグラウンドに下り、胴上げされた。ブルドッグのような顔が、さらにくしゃくしゃになった。


M日新聞より。

ラグビーオグシオと並ぶ「会社の顔」に
三洋電機ラグビー部の悲願の日本一は経営再建中の会社にも好影響を与えそうだ。業績悪化で昨春に野中ともよ会長や井植敏雅社長が辞任したが、充電池などが好調で昨年度9月の中間連結決算は3期ぶりに黒字転換。さらに、女子バドミントン部のオグシオが活躍し、2007年度は約150億円と言われる宣伝効果で再建に弾みをつけた。宮本監督は「(これまでは)成績が悪いからオグシオのようなCM出演はダメと言われた」と苦笑いしたが、今後はオグシオと並ぶ「会社の顔」としてイメージアップの役割が期待される。

■ひと:トニー・ブラウンさん 三洋電機ラグビー日本一
試合後の表彰式。足元にスパイクはなかった。きまじめで、いつも冷静な選手が、歓喜のあまりスタンドに投げ込んでしまった。
日本一の立役者だ。巧みなパス、キックもさることながら、倒れても倒れても起き上がり、体を張ったプレーでチームを支えた。
ニュージーランド出身。羊毛を刈る職人の父ニールさん(53歳)に習い、子どもの時から楕円球を手にした。オタゴ大在学中、20歳で州代表に選ばれ、翌年、プロに転向した。「学費を稼ぎたかった」
24歳でニュージーランド代表チーム、オールブラックス入り。「父が『おまえを誇りに思う』と言ってくれた。うれしかった」。1999年ラグビーワールドカップ(W杯)にも出場したが、華やかな存在ではなかった。同じポジションに「世界のSO(スタンドオフ)」と呼ばれたA・マーテンズ(34歳)らがいた。膝の故障もあり、2001年を最後に代表から遠ざかった。
2004年、低迷していた三洋電機に請われて来日。練習でも先頭に立ち、チーム育成に精力を注いだ。「伝えたいことは、ラグビーは15人でやるということ。一人一人が、チームのために全力を尽くそう」。言葉でも、姿勢でも示し続けた。
そして4シーズン。チームは日本の頂点に立った。「まだまだ欠点はある。でも、私のラグビー人生の中でもベストチームだ」

【略歴】トニー・ブラウン(Tony Brown)さん NZ代表戦18試合出場。群馬県太田市に妻と長女と住む。「東京より太田が好き。故郷に似ている」。33歳。

■廃部の危機バネに 三洋電機の強い運動部
経営再建中の三洋電機(大阪府守口市)がラグビー部(群馬県大泉町)とバドミントン部(大阪府大東市)の躍進で沸き返っている。
日本リーグ女子で連覇中のバドミントン部に負けじと、ラグビー部もトップリーグで初の全勝で1位通過を決めた。経営難の中での両部の強さの理由は何か?

◇廃部の危機バネに、オグシオで相乗効果も
ラグビー部は3/9、リーグ最終節でNECグリーンロケッツを降し、今シーズンの連勝記録を13に伸ばした。堅い守りを武器に、3/17からは上位4チームでの決勝トーナメント「マイクロソフトカップ」に臨み、初制覇を目指す。また「オグシオ小椋久美子潮田玲子ペア)」人気で盛り上がったバドミントン部は昨年末には日本リーグで、女子では史上初となる6年連続13度目の優勝を果たした。

企業としての三洋電機は2004年度から3年連続で最終赤字を計上。引責の形で社長、会長など約20年もトップを歴任した創業家出身の井植敏氏(75歳)や、長男の敏雅前社長(45歳)らが相次いで辞任した。
事業の悪化はスポーツにも波及。2006年末には「数億円の経費削減」を理由に、19年間冠スポンサーだったプロ野球オールスター戦の契約を打ち切った。両部も解散するのではとの憶測が飛びかったほどだ。しかし、大株主の米証券大手、ゴールドマン・サックス(GS)などは「企業価値向上のために運動部は必要」と存続を認めた。
この期待と熱意は両部を後押しする。ラグビー部の宮本勝文監督は「幹部からは、こんな時だからこそ、いい成績を残して社員を励ませと言われている」と話す。また、バドミントン部では地道にメディカル面などサポートスタッフを充実させてきたほか、フロントが対外的な交渉も引き受けてきた。喜多努監督は「フロントを早くから持っていたのはウチぐらい。他チームでは交渉事も監督がやっていたしありがたかった」と話す。
社員と運動部のファンで作る「友の会」は約5000人。同社の試算では、オグシオがマスコミに取り上げられる宣伝効果は2007年度、前年度比5倍の150億円に膨れ上がった。昨年11月からはオグシオを同社のCMにも起用したほど。本業の方のリストラも一段落し、2007年度は4年ぶりの黒字決算(最終黒字)になる見通しだ。


この試合だけど、三洋電機を応援していました。
今年初めて生でこのチームを見たけど、今まで見た日本のチームの中で一番強いと感じましたね。
FW、BKともによく動くし、何よりチームが良くまとまっていました。

特にトニー・ブラウンは胸を練習中に痛めて体調が悪かったみたいだけど、それでもあんなにボールに絡んでフル回転で働けるのは、普段からコツコツと努力して体を作っている証拠でしょう。
でなければあんなに動けませんって・・・・。
複数のキックを状況に応じて適確にロングキック蹴ってFWを助けているし、密集で絡む数やタックルしている回数も多いですからね・・・・。
プロフィール見ると179cm84kgと書かれていますが、実際見ると日本人のバックス選手と同じくらいなのでもう少し小柄だと思います。
大きくない選手が必死にタックルに行く姿は日本人選手にも良い影響を及ぼしたはずです。

まだチームに残るのなら、トニー・ブラウンや北川智規をオグシオとCM共演させて欲しいな・・・・・。
関東学院大ラグビー部は麻薬所持&栽培で部員が逮捕される悲しいニュースがあったけど、三洋のCTB、WTB4人全てが同校OBで頑張ったのも現在居る部員は目が覚めたと思います。

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