M日新聞より。
■ラグビー日本選手権大会:三洋電機ワイルドナイツ、リベンジ初V サントリーサンゴリアスに快勝、40−18
3/16、東京・秩父宮ラグビー場で決勝があり、三洋電機ワイルドナイツが40−18でサントリーサンゴリアスに快勝し、初優勝した。トップリーグのマイクロソフトカップ(MS杯)決勝で敗れた相手に雪辱した。
三洋は、序盤から接点で優位に立ち、SOブラウンのキックで効果的に陣地を奪い、リズムをつかんだ。前半6分にPGで先制。8分にラインアウトを起点にオープン展開からFB田辺がトライ。15分にはWTB三宅がトライを決め、17点をリードした。後半も、ホラニ・龍コリニアシが防御を破って2トライを挙げ、突き放した。
サントリーは密集で再三ボールを奪われFW戦で上回れず、MS杯との2冠を逃した。
◇パンチ応酬に悔い
前半15分に早くも二つ目のトライを許し、サントリーは0−17とリードされた。序盤からターンオーバーを連発され、FWに動揺が広がり、勝機は逃げていった。
長身LOのメイリング、FL佐々木をけがで欠き、ラインアウトで圧力をかけられない。得意のモールも研究され、押し切れなかった。
MS杯決勝ではFWがボールをキープし続ける手堅い攻めで勝った。だが、この日はバックス勝負を余儀なくされ、「パンチの応酬をしてしまった」と清宮監督。会見中もいらだちを隠せず、「日本選手権に勝った方がチャンピオンになってしまう。やっぱり二つ(タイトルを)取らないとね」と嘆いた。
◇「堅守」「自信」で無冠返上
三洋電機にとって、「防御こそが最大の攻撃」だった。
スクラムでも、ラインアウトでも、サントリーが優勢だった。攻撃起点を制し、密集周辺を縦に突いて出る。それでも三洋の15人が鋭く対応した。
スピード豊かな出足で1人目が組みついて倒す。そして2人目、3人目がボールを奪いに掛かる。「守りからターンオーバー(ボール奪回)、そしてトライ」(榎本主将)。三洋はキックオフから自らのスタイルに徹した。
MS杯決勝では、サントリーの徹底したFW戦の前に惜敗。宮本監督が示した「リターンマッチ」の対策は単純明快だった。「おれたちが一番強い。自信を持て」
FWがセットプレーで勝てなくても、守ればいい。堅い防御から接点をことごとく制していく。サントリー得意のモールも、早い出足で勢いを止め、前進を阻んだ。そして攻撃。SOブラウンを軸に短く、速いパスをつなぐ。ボールを前後左右に小刻みに動かし、相手の防御網を次々と破っていった。
ノーサイド。三洋のジャージーは、どれも土と芝の緑に染まっていた。かつての全国社会人大会も含め、過去決勝に臨むこと10回。9敗1分けと涙をのみ続けた三洋が、比類のない堅守で無冠を返上した。
▽三洋電機ワイルドナイツ・宮本勝文監督
サントリーにとにかく勝ちたかった。その勝ちたい気持ちが、相手を上回っていたと思う。
▽サントリーサンゴリアス・清宮克幸監督
見ての通りの内容と結果。防御で後手に回った。完敗といえば完敗。正直言って悔しいです。
▽宮地克実・元三洋電機監督
皆さんに恩返しができて、ほっとした。(単独日本一まで)長かった。約半世紀やね。
勝てなかった時は、夜中にチーム全員で富士山に登ったこともあったな。
≪第45回ラグビー日本選手権大会≫
<決勝>
サントリー 反8
1020 11 1100 7 18
TGPD 前 TGPD 後 計
2210 17 2230 23 40
三洋電機 反8
◇ラグビー日本選手権大会10年間の成績
第36回(3)東芝府中 24−13 神戸製鋼
第37回(8)神戸製鋼 49−20 トヨタ自動車
第38回(9)神戸製鋼 27−27 サントリー(2)
第39回(3)サントリー 28−17 神戸製鋼
第40回(1)NEC 36−26 サントリー
第41回(4)東芝府中 22−10 神戸製鋼
第42回(2)NEC 17−13 トヨタ自動車
第43回(5)東芝府中 6−6 NEC(3)
第44回(6)東芝 19−10 トヨタ自動車
第45回(1)三洋電機 40−18 サントリー
※かっこ内は優勝回数
サントリーはサイモン・メイリング不在は想像以上に大きかったですね。
結局、このチームはメイリング、ニコラスいなければたいしたチームじゃないのを日本選手権で露呈しちゃいました。
清宮監督の負け惜しみと思われる発言は、逆に言えば完敗を実感している証拠だと思います。
三洋もヒーナンが1月から出ていなかったですね。
シャークス入りする前にタイオネが良いとこ見せてくれたので、本人も気分良く南アフリカへ行けるでしょう。
でも、サントリーが追いつけなかったのは全てのゴールを決めた田辺が影のMVPでしょうね。
彼は大阪出身で高校、大学とニュージーランドでプレーしており、CTB、FB、SOとバックスどこでもこなせる選手なんですが、去年までも良い働きはあったけど今年一気にブレークしました。
トニー・ブラウンはシーズン終了と同時にストーマーズ(S14)に合流しますけど、現在グラントが結果残しているだけに試合出場は4月にずれ込むかもしれません。
タイオネの方はフランス代表SOミシャラク合流の効果なのか分かりませんけど現在全勝ですけど、いきなり合流後に出場もありえるでしょう。
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■ラグビー日本選手権大会:三洋電機ワイルドナイツ、リベンジ初V サントリーサンゴリアスに快勝、40−18
3/16、東京・秩父宮ラグビー場で決勝があり、三洋電機ワイルドナイツが40−18でサントリーサンゴリアスに快勝し、初優勝した。トップリーグのマイクロソフトカップ(MS杯)決勝で敗れた相手に雪辱した。
三洋は、序盤から接点で優位に立ち、SOブラウンのキックで効果的に陣地を奪い、リズムをつかんだ。前半6分にPGで先制。8分にラインアウトを起点にオープン展開からFB田辺がトライ。15分にはWTB三宅がトライを決め、17点をリードした。後半も、ホラニ・龍コリニアシが防御を破って2トライを挙げ、突き放した。
サントリーは密集で再三ボールを奪われFW戦で上回れず、MS杯との2冠を逃した。
◇パンチ応酬に悔い
前半15分に早くも二つ目のトライを許し、サントリーは0−17とリードされた。序盤からターンオーバーを連発され、FWに動揺が広がり、勝機は逃げていった。
長身LOのメイリング、FL佐々木をけがで欠き、ラインアウトで圧力をかけられない。得意のモールも研究され、押し切れなかった。
MS杯決勝ではFWがボールをキープし続ける手堅い攻めで勝った。だが、この日はバックス勝負を余儀なくされ、「パンチの応酬をしてしまった」と清宮監督。会見中もいらだちを隠せず、「日本選手権に勝った方がチャンピオンになってしまう。やっぱり二つ(タイトルを)取らないとね」と嘆いた。
◇「堅守」「自信」で無冠返上
三洋電機にとって、「防御こそが最大の攻撃」だった。
スクラムでも、ラインアウトでも、サントリーが優勢だった。攻撃起点を制し、密集周辺を縦に突いて出る。それでも三洋の15人が鋭く対応した。
スピード豊かな出足で1人目が組みついて倒す。そして2人目、3人目がボールを奪いに掛かる。「守りからターンオーバー(ボール奪回)、そしてトライ」(榎本主将)。三洋はキックオフから自らのスタイルに徹した。
MS杯決勝では、サントリーの徹底したFW戦の前に惜敗。宮本監督が示した「リターンマッチ」の対策は単純明快だった。「おれたちが一番強い。自信を持て」
FWがセットプレーで勝てなくても、守ればいい。堅い防御から接点をことごとく制していく。サントリー得意のモールも、早い出足で勢いを止め、前進を阻んだ。そして攻撃。SOブラウンを軸に短く、速いパスをつなぐ。ボールを前後左右に小刻みに動かし、相手の防御網を次々と破っていった。
ノーサイド。三洋のジャージーは、どれも土と芝の緑に染まっていた。かつての全国社会人大会も含め、過去決勝に臨むこと10回。9敗1分けと涙をのみ続けた三洋が、比類のない堅守で無冠を返上した。
▽三洋電機ワイルドナイツ・宮本勝文監督
サントリーにとにかく勝ちたかった。その勝ちたい気持ちが、相手を上回っていたと思う。
▽サントリーサンゴリアス・清宮克幸監督
見ての通りの内容と結果。防御で後手に回った。完敗といえば完敗。正直言って悔しいです。
▽宮地克実・元三洋電機監督
皆さんに恩返しができて、ほっとした。(単独日本一まで)長かった。約半世紀やね。
勝てなかった時は、夜中にチーム全員で富士山に登ったこともあったな。
≪第45回ラグビー日本選手権大会≫
<決勝>
サントリー 反8
1020 11 1100 7 18
TGPD 前 TGPD 後 計
2210 17 2230 23 40
三洋電機 反8
◇ラグビー日本選手権大会10年間の成績
第36回(3)東芝府中 24−13 神戸製鋼
第37回(8)神戸製鋼 49−20 トヨタ自動車
第38回(9)神戸製鋼 27−27 サントリー(2)
第39回(3)サントリー 28−17 神戸製鋼
第40回(1)NEC 36−26 サントリー
第41回(4)東芝府中 22−10 神戸製鋼
第42回(2)NEC 17−13 トヨタ自動車
第43回(5)東芝府中 6−6 NEC(3)
第44回(6)東芝 19−10 トヨタ自動車
第45回(1)三洋電機 40−18 サントリー
※かっこ内は優勝回数
サントリーはサイモン・メイリング不在は想像以上に大きかったですね。
結局、このチームはメイリング、ニコラスいなければたいしたチームじゃないのを日本選手権で露呈しちゃいました。
清宮監督の負け惜しみと思われる発言は、逆に言えば完敗を実感している証拠だと思います。
三洋もヒーナンが1月から出ていなかったですね。
シャークス入りする前にタイオネが良いとこ見せてくれたので、本人も気分良く南アフリカへ行けるでしょう。
でも、サントリーが追いつけなかったのは全てのゴールを決めた田辺が影のMVPでしょうね。
彼は大阪出身で高校、大学とニュージーランドでプレーしており、CTB、FB、SOとバックスどこでもこなせる選手なんですが、去年までも良い働きはあったけど今年一気にブレークしました。
トニー・ブラウンはシーズン終了と同時にストーマーズ(S14)に合流しますけど、現在グラントが結果残しているだけに試合出場は4月にずれ込むかもしれません。
タイオネの方はフランス代表SOミシャラク合流の効果なのか分かりませんけど現在全勝ですけど、いきなり合流後に出場もありえるでしょう。
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